■志望した理由と現在の主な仕事内容を教えてください。
リーダーシップを取って人と何かに取り組むことが好きだったことと、建築学科で設計について学んだこと、2つの得意分野を活かせると感じて、現場監督(現場代理人)の仕事を志望しました。
今は主に先輩や上司の仕事に同行して、サポート業務を行っています。仕事の流れや動き、施工の収まりなど、現場でしか学べないことも多く、わからないことは積極的に質問して、知識を増やすようにしています。
現場監督は、営業、施工担当者、そして施主様とも関わって、スケジュールと品質と安全を全うする仕事。実際の仕事に触れるにつれ、自分が上に立って人を動かすのではなく、下から工事に関わる人々を支える仕事なのだと実感しています。
■入社後、どんな経験を通して、どのように成長したと感じていますか?
先輩方の現場に同行する中で、現場監督によって現場の雰囲気が異なるということを感じています。現場には多くの職人たちが出入りするので、彼らが働きやすいような環境を整えたり、声をかけたりすることがとても大切になります。事故なく安全に工事を進めるために、率先して現場の掃除も行うようになりました。
また情報共有を怠った時に失敗に結びつきやすいので、何事も自己判断するのではなく、営業担当者や上司への報告、連絡、相談を心掛けています。
■仕事を通して実現したい未来を語ってください。
誰からも好かれる現場監督になることです。自分の現場を任されるようになっても、初心を忘れず謙虚に質問する姿勢や、コミュニケーションを大切にして、職人にも施主様にも任せて良かったと思ってもらえるようになりたいです。
家は人生の中でもとても大きな買い物。一棟一棟に真剣に向き合い、施主様から「ありがとう」と心から喜んでいただける仕事をしていかなくてはと感じています。早く安心して仕事を任せてもらえるように勉強と経験を重ねながら、二級建築士などの資格の取得も目指します。
■ずばり、トータテグループの魅力は?
土地から設計、施工、リフォーム、アフターなど家に関わることすべてをグループ内で連携しながらできるところです。また入社後は人事部の研修を通して社会のマナーや常識を学び、現場では上司や先輩がしっかりと指導してくださり、教育の環境が整っているところも心強かったです。
■就活生にメッセージをお願いします。
人生の中で就職活動は一つの分岐点であると僕は考えています。幼稚園(保育園)、小学校、中学校、高校、大学(専門学校)までは両親の助けもあり、私自身もそうだったように淡々と日々を過ごしてきた人も多いのではないかと思います。
しかし社会人になると、自分自身が努力をするかしないかで差がどんどん開いていきます。自分から動くことなく、言われたことだけしかできない人は、それなりの人生になるかもしれませんが、自分なりに考えて行動ができ、何事にも挑戦し努力を続けられる人は必ずいい人生にできると思います。
どういう人になりたいかは自分次第で、そのスタートになるのが就職活動です。就活はこれまでの人生の中で一番大変だと思いますが、今一度自分を見つめ直して、後悔のないよう、就職活動に挑んでください。ここでの努力は今後に絶対生きていきます。頑張ってください。